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静岡県人権啓発センター

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外国人の人権

住みよい社会の実現に向けて

 私たちはこの世に生を受けたかけがえのない一人の人間として、だれもが皆、人間らしく生き、幸せに暮らす権利、すなわち「人権」を持っています。

 そして、「人権」は、お互いに相手の立場を認め合い、権利や自由を尊重し合うことによって成り立っています。

 さて国際化の進展に伴い、県内に暮らす外国人は増加し、日常生活の中で外国人と接する機会も多くなっています。

 今回は、いわゆる「ニューカマー」と呼ばれている南米や東南アジアの国々出身の外国人に焦点を当てて、「外国人の人権」について考えてみましょう。  

県内にはどこの国の出身の外国人が、どのぐらい暮らしているのですか

  県内にはどこの国の出身の外国人が、どのぐらい暮らしているのですか。

  「平成18年12月末現在で、県内にはブラジル出身者や中国出身者など、約98,000人の外国人が暮らしています。これは県民の40人に1人は外国人ということになります

 かつては在日の韓国・朝鮮籍の外国人が多かったのですが、近年は日本人と結婚した中国やフィリピンなどの出身者が増えているほか、外国人研修・技能実習制度により滞在する外国人も増加しています。

 特に平成2年の「出入国管理及び難民認定法」の改正で日系人についての入国要件が緩和されてからは、ブラジル出身者などの日系南米人を中心とした外国人が増加し、県内で暮らしている約半数はブラジル出身の外国人です。

    《外国人登録者数の推移》        《国籍別外国人登録者数(静岡県)》

            ※法務省在留外国人統計(12月末日現在)

  

外国人にかかわる人権で、どんなことが問題になっているのですか?

  外国人にかかわる人権で、どんなことが問題になっているのですか?

  言葉や文化、生活習慣の違いから生じる誤解や偏見によって、地域生活、労働、教育といった分野で、外国人に対するさまざまな人権にかかわる問題が起こっています。

 たとえば、次のような事例が見受けられます。

  ◇地域生活においては、

   ・アパートやマンションへの入居や公衆浴場への入浴が断られる。

   ・日本語が話せないということで医療機関での受診を断られる。 など

  ◇労働においては、

   ・働く場所や期間が一定でない、賃金が安いなど、就労の形態や条件が差別されている。

   ・15歳未満であるのに働かされている子どもがいる。 など

  ◇教育においては、

   ・外国人ということで、あるいは、日本語が話せないということで、いじめられている子どもがいる。 など

今後、私たちはどんなことを心がければよいのでしょうか?

  今後、私たちはどんなことを心がければよいのでしょうか?

  同じ地域でともに暮らす仲間、同じ会社で働く仲間として、文化や価値観、生活習慣の違いを認め合い、外国人と共生する地域を築いていくという気持ちを持ちましょう。

 人権に国籍や国境の壁はありません。今後ますます国際化が進み、外国人居住者が増加することが予想されます。このような中で、同じ地域・会社で、ともに暮らす・働く仲間として、外国人の人権を尊重し、共生する地域社会を築いていくためには、外国人の方々にも日本語の理解や地域社会への積極的な参加が求められますが、私たち日本人は次のようなことを心がけていくことが必要です。

 ◎外国人に対する誤解や偏見に基づく予断をなくして、お互いに尊重しあう意識を高めましょう。

 ◎外国人の宗教、習慣、文化を理解して、外国人の持つ価値観、生活習慣などの多様性を認め合いましょう。

みなさん御存知ですか?県内には既に外国人の人権を尊重し、共生を目指して取組を進めている地域や企業があります!

  みなさん御存知ですか?県内には既に外国人の人権を尊重し、共生を目指して取組を進めている地域や企業があります!

  県内には、地域住民やボランティア、NPO団体、企業、行政などの努力によって、外国人の人権を尊重し、共生を実現しようとしている地域や企業などがあります。

 県内には、日本人と外国人が、言葉や文化の壁を乗り越えてお互いに理解し合い尊重し合って暮らしている地域や働いている企業などがあります。

 ◇外国人が地域の行事や防災訓練に積極的に参加している地域があります。

 ◇外国人が自治会の役員として活躍している地域があります。

 ◇外国人の従業員に対して日本語教育を実施している企業があります。

 外国人が住みよいまちは日本人にとっても住みよいまちとなるはずです。

 外国人の人権を尊重して、差別のない社会を実現しましょう!

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