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人権啓発用ビデオ詳細データ

サンセット・サンライズ

貸出番号 35 企画 兵庫県 製作年 1996
分類 同和問題 制作・製作 東映葛ウ育映像部 ソフトの種類 VHS
種類 ドラマ 上映時間 49分 備考  

サンセットサンライズ

 サンセットの美しい淡路島西浦海岸で民宿を経営している家族。原裕之は、ある日、「田中荘」の一人娘由美の危機を救ったことから、この家族との交流が始まる。由美の母沙織は、民宿をペンションに建て替える夢を抱き、資金調達に奔走している。そのため、娘と話し合う心のゆとりがなく、裕之に、娘の悩みを聞きだしてくれるよう依頼する。

 裕之と姪の順子がお互いに好意を持っていることを知った沙織は、二人の交際を仲立ちして、兄高林俊夫(順子の父)からの資金援助をうまく進めようとする。順子の母幹子は、身元を調べる必要があるのでは、と案じるが、沙織は、人柄は保証できると話す。

 同和地区出身の裕之は、順子との結婚を意識した時、両親が「結婚となると・・・」と案じていたことで、初めて差別されるのではないかと不安を感じ、由美に自分の生まれを打ち明ける。由美は、裕之の悩みが心配になって家族に話すと、祖父の健吉以外は一様に驚き、動揺する。

 沙織と圭吾夫婦は、兄夫婦にこの話はなかったことにしようかと持ちかけるが、俊夫は「生まれや家柄、学歴なんか関係ないように思えてくる。」「肝心なことは、順子の気持ちだ」と、みんなを戒めながらも自問自答する。一方、両親の態度に不信を持った由美は、裕之と話し合い、自分も仲間はずれにあっていることを打ち明け、これらの問題を解決するために、勇気を出して行動を起こすことを宣言する。

 しばらくして、順子と会った由美は、これまでの出来事を伝える。順子は、裕之の人間的な魅力について触れ、そして、裕之との結婚については、「両親を説得し、だめだったら、自分の人生は自分で決める」との決意を話す。

 由美は行動の第一歩として人権作文に応募したところ、入選し、その朗読がテレビで放映される。自分の体験や考え、これからの生き方を強く訴える由美。複雑な思いで、じっと目を凝らして見つめる人々。

 帰宅した由美に、沙織からの手紙が会った。手紙には、自分の差別意識を反省したうえで、母として、人として、時代を先取りできる人権感覚を養い、真に自立して生きていく決意が書かれてあった。

 秋祭りの当日、由美は、裕之と順子が楽しそうに話している姿を見つける。そして、ちょっと悔しい思いを抱きながらも仲間とともに明日に向かって力強く走り出す。

 

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